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米米CLUB元メンバー・ジュリアーノ勝又さん死去、65歳 ALSと闘病中

人気バンド米米CLUBの元メンバーで、アレンジャーとしても活躍したジュリアーノ勝又さんが亡くなったことが、ボーカルの石井竜也さん(65)によって発表されました。勝又さんは昨年10月、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症したことを公表。闘病しながらも音楽活動を続けましたが、今年5月には介護施設に入所していました。

石井さんはX(旧Twitter)で、「勝又隆一さんの訃報が入りました」と報告。「ジュリアノ勝又として米米CLUBの頃から一緒にやってきて、97年に米米を解散してからも、初期の頃を支えてくれたアレンジャーで、もう一度、勝又さんと一緒に仕事をしたい!と、ずっと願っていました」と、勝又さんとの深い絆を綴りました。

石井さんは勝又さんの人柄についても触れ、「眉間にしわなんて見たことないくらい、いつもニコニコされている方で、米米ではくだらないことを馬鹿笑いしてくれてましたが、石井ソロになって一緒にやってくれた『アンモナイト』という番組では、シティポップのアレンジ力を隣で感じて、そのすごさに鳥肌が立ったのを覚えています」と、多くの思い出を語りました。

勝又さんの温かい人柄と才能を称え、「勝又さんが紡ぐ音楽には、その温かい人柄が表れてました。僕らは、彼の分も心に刻んで、これからやっていきます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と、深い悲しみと敬意を表しました。

米米CLUBは1982年に結成され、「君がいるだけで」など数々のヒット曲を世に送り出し、国民的な人気を博しました。97年に解散した後、2006年に期間限定で活動を再開し、現在も活動を続けています。ALSと闘病しながらも音楽活動に情熱を燃やした勝又さんの訃報は、多くのファンに衝撃を与えました。ご冥福をお祈りいたします。

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