ⓒ NHK
2024年「新語・流行語大賞」の発表があり、年間大賞に輝いたのは、テレビドラマ『不適切にもほどがある!』の略語である「ふてほど」でした。昭和から令和へタイムスリップした主人公の奮闘を描いたこのドラマは、世代間の価値観の違いをコミカルに表現し、多くの共感を呼びました。
トップテンには、「ふてほど」の他に、大谷翔平選手の偉業を称える「50-50(ホームラン50本、盗塁50個)」や、社会問題を反映した「裏金問題」などもランクイン。その他、「界隈」「初老ジャパン」「新紙幣」「Bling-Bang-Bang-Born」「ホワイト案件」「名言が残せなかった」「もうええでしょう」といった言葉が選ばれ、2024年の世相を反映した結果となりました。
「ふてほど」の受賞は、時代を超えた共感とユーモアが評価された証と言えるでしょう。今年の流行語は、社会情勢やエンターテイメント、スポーツなど、多様な分野を反映しており、日本の文化や社会の動向を垣間見ることができる興味深い結果となりました。