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萩市内の小中学校で11月29日、「いい肉の日」にちなんで、地元産の黒毛和牛を使った牛丼が給食として提供されました。
この取り組みは、福栄地域で飼育されている「長萩和牛」の生産組合と販売会社が、昨年から毎年この時期に地元の学校へ無償で牛肉を提供しているものです。
今回、30校の小中学校で提供された牛丼には、萩市産の厳選された黒毛和牛が使われました。椿東小学校5年生の児童たちは、生産者代表と一緒に牛丼を味わい、「すごく楽しみだったので本当においしい!」と笑顔で話していました。
長沢台生産組合の水津広志代表理事は、「地元の食材を子どもたちに食べてもらうことで、ふるさとへの誇りを育んでほしい。子どもたちの喜ぶ顔が見られて本当に嬉しかった」とコメントしました。
この取り組みは、地域活性化と食育の両面から注目を集めています。地元産の食材を使った給食は、子どもたちにとって特別な体験となり、生産者と消費者を繋ぐ役割も果たしています。