石井竜也(65)が、元米米CLUBメンバーのジュリアーノ勝又さん(本名・勝又隆一さん)の死去を29日、Xで発表した。
石井は投稿で、「勝又隆一さんの訃報が入りました」と報告。「ジュリアーノ勝又として米米CLUBの頃から一緒に仕事をしてきて、97年の解散後も初期を支えてくれたアレンジャーでした。もう一度、一緒に仕事をしたいと願っていました」と深い悲しみを綴った。
さらに、「眉間に皺を寄せたところを見たことがなく、いつもニコニコしていて、米米CLUB時代はくだらないことで一緒に大笑いしていました。石井ソロの番組『アンモナイト』では、シティポップのアレンジの才能に鳥肌が立つほど感動しました」と、勝又さんとの思い出を振り返った。
「勝又さんが紡ぐ音楽には、温かい人柄が表れていました」と故人を偲び、「僕らは彼の分も心に刻んで、これからやっていきます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とメッセージを送った。
ジュリアーノ勝又さんは、1995年から米米CLUBの解散(1997年、2006年再結成)まで在籍。近年は自身のインスタグラムで、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていることを公表し、今年5月に介護施設に入所したことを報告していた。9月の投稿では、「毎晩酒飲める!」と前向きな様子をつづっていた。
石井竜也と米米CLUBの音楽シーンへの貢献、そしてジュリアーノ勝又さんの才能と人柄を、多くの人が惜しんでいる。