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11月29日、語呂合わせで「いい肉の日」とされるこの日、沖縄県石垣市では、地元産の石垣牛が大幅値引きで販売されるイベントが開催されました。
県内の畜産農家や肉加工業者で構成される協議会は、11月29日を「うちな~いい肉の日」と制定。県内各地で、県産牛肉や豚肉などの消費拡大を目的としたイベントが開催されました。
石垣市の野菜と肉の販売所では、石垣牛が通常価格の3~5割引きで販売され、多くの買い物客が押し寄せました。
さらに、片手で掴める量の牛肉が2000円~2500円、袋詰めの豚肉が1600円で販売されるコーナーも設けられ、大盛況でした。
石垣牛をふんだんに使用した牛汁の販売コーナーには長蛇の列ができ、用意された約450食は販売開始から40分ほどで完売しました。
買い物客からは「普段はこんなに肉は買いませんが、安かったので買いました。焼肉にして食べたいです」という声が聞かれました。
JA石垣牛肥育部会の上江洲安生部会長は、「全国的に和牛の消費が落ち込んでおり、石垣牛も影響を受けていますが、今回のイベントをきっかけに消費拡大を図りたい」と語りました。